ご挨拶
平成15年9月に開所して5年を迎えることが出来ました。
アンシーと精神訪問看護を知っていただくためにホームページをリニューアルしました!
理想と現実に戸惑いながら、アンシーらしく利用者様の支援ができればと走ってきました。たくさん失敗、利用者様・関係機関の皆さまにご迷惑をおかけし、ご指導いただき、ここまでやってこれたと思います。本当に感謝の一言です。
病院で准看護師として勤務してきた私は、役職経験が全くなく、これまたわからないことだらけでした。スタッフから注意というか意見を聞かされても、「なに?何があかんの?」という始末でした。お恥ずかしい限りです。今はというと、あまり変わっていないのが現状ですが、スタッフに支えてもらい日々過ごしています。
利用者様も増え、毎日たくさんの訪問ができることがとてもうれしいです!
5年前は慣れない営業以外、ほとんど事務所から出ることがなかったので・・・(笑)
気持ちは疲れないのですが、身体と頭は疲れます(ああ・・・)年齢は正直ですから(笑)
これからも利用者様と夢や希望を語り合い、寄り添い、実現に向けての支援や個々のストレングスを伸ばし、自分らしさに自信を持っていただける支援を目指します。「聴く」力を身につけ、心と心で「対話」ができるよう努力し、学ぶことを忘れず、常に自身の看護を振り返りながら頑張っていきます。
よろしくお願いいたします。
訪問看護ステーション アンシー 所長 林智子
5つの実践目標
リカバリー
疾患によりもたらされた制限を備えていても、満足感のある希望に満ちた人の役に立つ人生を生きること。精神疾患の大きな影響を乗り越えて成長し人生に新しい意味や目的を見出すこと。(anthony,1993)
エンパワーメント
人が自分らしく、生活主体者として、自己決定能力を高め、自己を主張し、生きていく力を発揮していくことを促進する過程。(soromon,1976)
ストレングス
患者の障害に焦点をあてるのでなく、その長所を最大限に伸ばすことができるように援助すること。自分には長所があり、自分の目標を達成するための環境の持つ利点や長所も活用できるという希望や自尊心を伸ばすこと。成功や満足、自立 、質の高い生活を実現することを目指すこと。(anthony,1993)
コンコーダンス
医療者と患者様がパートナーシップの基盤に立ち、患者様がもつ病気や治療についての経験や信念を重視し、一緒になって治療に関する意思決定を行うこと。
アサーション
他人の権利を侵害することなく、自分の思考と感情を敵対的でない仕方で表現すること。自他尊重のコミュニケーション術。
訪問看護とは?
医師の指示に基づき、看護師などが、利用される方のご自宅にお伺いをして、地域で安心して日常生活が送れるように必要な支援を行います。
訪問看護を希望される方は・・・
かかりつけの医師または、クリニックや病院、保健所や福祉課にご相談ください。わからない場合は、当ステーションにご連絡いただければ同行させていただきます。ご家族の方からのご相談にも応じます。
どんなときに相談したらいいの?
- 不安だったり、寂しかったり…話を聞いてほしい。
- 食生活が不規則、太ってしまってしんどい!
- 片付けができない、身の回りのことがうまくできない。
- お昼は寝てしまう、でも夜になると眠れない、生活のリズムが崩れてる。
- 薬を飲むのを忘れる、薬を飲むことに抵抗がある。
- すぐにイライラしてしまう、それですぐに薬に頼ってしまう。
- 気持ちをうまく伝えられない。
- 外出ができない、本当はいろいろ出かけたい。
- 家族と うまくいかない。
- 夢を叶えたい!!・・・などなど。
- どんなことでもお気軽にアンシーにご相談ください。